資格試験のみならず、仕事、生活全般に役に立つのが「速読」です。
本を早く読めるのはもちろんのこと、新聞、雑誌、書類などを短時間で読むことができるからです。
この速読をどの程度極めるかは人によりますが、比較的短時間で簡単な速読なら身に着けることができます。
速読をマスターする簡単な方法とは?
朗読の音声を2倍から3倍のスピードで聴きながら、それに合わせて文章を読むだけです。
もちろん朗読の音声と文章は同じものでなければ意味がありません。
おすすめなのはAudibleの音声を利用することです。
Audibleなどで自分の好みの音声を見つけて、その朗読の元となる本を購入して、セットで読みます。
Audibleには話速変換の機能がついていますので、それでスピードを上げた音声を聴きながら、元になった本の文字を追いかけるという方法です。
初めはできるスピードで十分です。2倍から1.5倍でも構いません。それでも十分に効果があります。
読むのに12時間かかるようなものであれば、2倍から1.5倍でも、6時間から8時間で読むことができるようになります。
最初のころは目でなぞるだけで精一杯かもしれません。それでも継続していくと、次第に文章を理解しつつ、読めるようになっていきます。
最低でも2カ月から3カ月は継続
最低でも2カ月、できれば3カ月くらい続けると、普通に本、新聞、雑誌を読んでいる時でも速く読めるようになっていきます。
こうなると短い時間で多くの情報を入手できるし、知識を身に着けることができるようになります。
また仕事で資料などに目を通すときにも非常に大きな武器になります。
文字を早く読めるようになっていた私は、職場で資料に目を通していると、「もう読み終わったんですか?」と驚かれることが少なくありません。
できたら3倍くらいまでの速度で読めるようになると効果的ですが、それよりも遅い2倍、1.5倍でも十分に効果があります。
速読は資格試験で優位に立てるスキル
1.5倍速、2.0倍速といった音声を聞いて、それに合わせて文章をなぞり読みしていると、頭の回転そのものに良い効果がありました。
また、私個人の体験としては、記憶力も上がりました。そのため仕事に余裕を感じながらできるようになりました。
またTOEICでも、行政書士試験でも、かなりこのスキルは役に立ちました。
行政書士試験では過去問を中心に学習したのですが、過去問を何回も何回も解きました。
その時に、やはり速読は役に立ちました。また記憶しても、次にチェックするまでの期間が空くと、忘れてしまいます。しかし、速読では短期間で、同じ設問を解くことになり、知識を定着させるのにとても役に立ちました。
行政書士試験では、設題を速いスピードで読めるため、かなり時間があまり、何回も見直すことができるくらい余裕がありました。
少なくとも3回は見直しをして、なおかつ時間が余るほどでした。
TOEICでも速読は役に立ちました。TOEICで900を突破した時でも、リーディングのセクションが早く終わったので、2回は見直しをすることができるくらい余裕がありました。
速読は仕事、資格試験、そして生活全般で非常に役に立つスキルです。しかも、比較的、簡単な方法で身に着けることができます。試してみてはいかがでしょうか。
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