音読が英語学習において、かなり重要で、効率的な方法です。
ただ、音読をいきなり始めるのではなく、事前に準備をしておかないと、効果は薄くなります。
音読をより効果的にするには
音読の効果を高めるために、私が事前準備としてやっていたことは以下の通りです。
- 日本語訳がある英文を購入
- 英文の日本語訳を確認する
- 知らない単語にマーカーをつけ、上に簡単に日本語訳を記入
- 日本語訳でストーリー、会話、状況などをイメージする
日本語訳がある英文を購入
音読の教材の中には、意図的に日本語訳がついていないものもあります。ですが、そうではなく日本語訳がついているものを選ぶことが重要です。
英語を英語のままで理解することを目的としているため、日本語訳がついていないのですが、効率よく音読する場合には日本語訳があるほうがいいです。
自分で辞書を引いて英文を訳してから音読するというのも一つの方法ですが、あまり効率が良いとは言えません。
それなら初めから英語の日本語訳がついているほうが効率が良いです。特に見開きの左ページが英文、右ページに日本語訳というようなものが便利です。
英文の日本語訳を確認する
まずは英語の文章の日本語訳をしっかりと確認していました。というのも意味が全く分からない文章を音読しても全く効果がないからです。
英語のままで理解するというのが理想ですが、それはやはり年齢の小さい頃にはできることで、年齢を重ねてからではかなり効率の悪い方法です。
日本語訳を確認してから音読するのは、語彙を増やすうえでも役に立ちます。
繰り返し音読をすることで、自然に語彙力が身についていきます。
知らない単語にマーカーをつけ、上に簡単に日本語訳を記入
日本語訳で確認しても、単語一つ一つの意味まではわからない場合があります。その時には単語にマーカーで色をつけ、その上に鉛筆もしくはシャーペンで意味を薄く書いておきます。
単語の意味を覚えた後には意味は消したほうがいいので、薄めに書いておくといいと思いまう。
私はこの方法でかなり語彙力もつけることができました。
日本語訳でストーリー、会話、状況などをイメージする
私たちが日本語で意味を理解するときは、その状況や情景を思い浮かべたりしています。それと同様に英語も聴いたときに、意味ではなく状況や情景が思い浮かぶようになるのが理想です。
日本語訳を確認してから英文を音読するのですが、訳で意味を理解するだけでなく、状況や情景を思い浮かべる、イメージするところまでやっておくと効果的です。
そうすると音読の際に、状況や情景をイメージできるようになります。このことが英語を後ろからではなく、前から順に理解する直読・直解の回路を作り出すことにもつながります。
入念な準備はより音読を効果的に
音読は確かに有効な英語の学習方法なのですが、何の準備もなしに、ただ読むのは効果がないです。また意味が解らないものを読み続けることは苦痛で、英語学習の挫折にもつながります。
また準備をしておくことで、単語、イディオムなどを増やすことにもつながります。
音読を効果的にする準備をするのは、後々に大きな見返りがありますので、ぜひ取り組んでいただけたらと思います。
コメント