学生時代は英語が好きではなく、かなり苦労していました。
特に苦手だったのが文法で、難しい用語の理解に苦しみ、勉強の方法もわからないので、困り果てていました。
そんな自分ですが、大学も卒業して社会人になってから独学でTOEICで915点を獲得することできました。
そのうえで一番最初の大きな壁になったのが「英語の勉強方法がわからない」ということでした。
社会人で英語の勉強をはじめた理由
社会人で英語を勉強し始めたのは、職場で必要だったからではなく、アメリカで生活をしてみたいという気持ちになったのがきっかけでした。
友人が海外留学をし、その留学での話を聞かされるうちに、日本とは違う文化に強い興味をもつようになりました。
また友人も自分と同様に高校時代は英語が苦手だったのに、かなり英語が上手くなって帰ってきたのもキッカケの一つでした。
日本に滞在しているアメリカ人夫婦のところに友人と招待されたときに、同時通訳ではないかというスピードで英語と日本語を操るのを見て、「こうなりたい」と感じました。
まとめると「アメリカで生活してみたい」「友人のように英語をしゃべれるようになりたい」という思いで、社会人で職場で役に立つということはないものの、英語の勉強を始めました。
英語の勉強方法がわからない
私が英語の勉強を始めたのは2000年代前半で、英語の学習用のテキストも少なかったし、それ以上に少なかったのが英語の勉強方法についての本でした。
高校時代も英語の勉強方法がわかりませんでした。
学校でやっていたのは英文を、文法の知識を使いながら英文を分解して日本語に訳して理解する。
さらには語彙を増やすために、ひたすら単語集のテキストで覚えていくというものでした。
英語の勉強のやり始めは、学生時代の英語の勉強方法でした。しかし、すぐにやりながら疑問を持ちました。
学生時代に英語が得意科目という人でも、英語をしゃべるようなことはできていなかったということです。
にもかかわらず、「学校でやっていた勉強方法をそのままやるので英語はしゃべれるようになるのか?」と疑問を感じました。
今のように情報があふれてはなく、ネットでの情報収集もまだまだの時代でした。そこで勉強方法に関する情報はないかと、書店をめぐって探すことになりました。
効率の良い英語の勉強方法は
書店をめぐる中で、英語の勉強法に関する書籍を探して購入し、繰り返し繰り返し読みました。
実はその時点で英検は知っていたものの、学生時代に英語を遠ざけていたこともあり、TOEICの存在は知りませんでした。
自分が見つけた勉強法に関する書籍の中に、TOEICを勉強のバロメーターに使う方法が紹介されていて、挑戦するようになりました。
私がその時に最終的に見つけた英語の勉強方法はとてもシンプルなものでした。それは「音読」でした。
かなりシンプルな方法なのですが、英語の勉強において、かなり強力な方法だと國弘正雄さん、千田潤一さんらの本で知るに至りました。
「音読」がかなり強力な英語勉強法だと気づけたので、英語を苦手としていた私がTOEIC900を、独学2年4カ月で突破できたのだと自信を持って言うことができます。
いろいろな理由や理論はあるのですが、「効率の良い英語の勉強方法は?」と尋ねられたら、「音読」とシンプルに即答できるほど、お勧めです。
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